Take Energy with MERS

設立目的

設立の目的

MERS™技術の歴史は1989年東京工業大学の嶋田教授による「スナバーエネルギーを回生する電流順逆両方向スイッチ」に端を発します。核融合実験装置での直流大電流の遮断にまつわる研究が生んだ発明です。以来、嶋田研究室ではこのユニークなスイッチの研究が始まりました。研究が進むにつれ、このスイッチの接続や制御の仕方によって、電力変換など広範な分野で驚くべき可能性が次々と明らかになりました。そこで、いくつかの応用について新日本製鐵殿の現場で足掛け4年間の実証試験を行い、いずれも期待通りの成果をあげ、実用化が可能であることが判明しました。 2007年1月に東京工業大学理工学振興会の提案を受けて、それまで研究に関わった有志を中心にMERS™の実用化と普及を推進目的としMERSTech(東京工業大学発ベンチャー第39号)の設立いたしました。 「MERS」は「Magnetic Energy Recovery Switch=磁気エネルギーを回生する順逆両方向スイッチ」です。

使命

MERSTechの設立総会にて、計り知れない可能性を有するMERS™技術をパワーエレクトロニクスにおける世界標準プラットフォームとして市場化するという会社のミッションが以下の通り採択されました。

MERSの育成

MERS™及び関連技術を電力システムの世界的な基盤技術として強化・育成する

普及

MERS™技術の普及により、地球的な環境保全に貢献する

保護

MERS™技術の健全な普及に必要な知的財産権の防衛・マネジメントを実施する

実証

わが国における大学発テクノロジーによるベンチャー・ビジネス・モデルを実証する

MERS™技術の秘める壮大な可能性に呼応するものではある一方、プラットフォーム技術を世界レベルで市場化するという、大志をもって、発明者、出資者、従業員、ユーザーの負託に応えることを決意したことに他ならりません。これは、創業メンバーのMERS™技術への確信がいかに強固なものであったかを物語るものであり、その確信はむしろ高まりつつあります。

 

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